タイトル:七尾里山里海百景

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概要

七尾湾を中心とした豊富な資源から漁師町としても栄え、また能登らしい固有の農業文化も育み守られてきた、七尾市の里山里海の百の景色を紹介する電子ブックです。

神社等七尾里山里海百景089日室の鎌祭りでの神事の様子御祭神は建御名方主命。を打ち込む鎌打ちの神事、一般には「日たけみなかたぬしのみこと七尾市江泊町日室に鎮座する神社。同神社は、神社神域のタブの木に鎌神木に鎌を打ち込む、鎌打ち神事が伝わる神社日室諏訪神社ひむろすわじんじゃ江戸期、この土地は山とに伝わる。ち込んだ祭礼を行ったこ神木であるタブの木に打鎌)を諏訪神社に備え、した2丁の鎌(雄鎌・雌に命じて、魚の形を刻印地主神社へ参集し、鍛冶市山王町)に鎮座する大島郡字府中(現在の七尾左近という者がいて、鹿氷室(日室)という所にその由来は、かつて、て有名だ。祭事が行われる神社とし室の鎌祭り」と称されるこじんまりとした社殿鎌祭りでは神木であるタブの木に魚の形をした鎌を打ち込むのあとに行われている。27日、例祭の「かぜしずめのまつり打ちの神事は、風毎鎮年祭8」月文化財に指定された。鎌して、県の指定無形民俗の鎌打ち神事」の一つとには、「能登の諏訪祭りり、平成4年(1992)祭り」として現代に伝わた。それが、「日室の鎌「鎮風」「豊漁」を祈願した鎌を神木に打ち込み、のため、魚の形を刻印しいつながりがあった。そ有数の漁村で、漁業と深の中にありながら、灘浦105参考文献―書籍『図説七尾の歴史と文化』(七尾市)「民俗」P 274-275『七尾市史資料編第5巻』(七尾市町)P 252―ホームページ『ななoh!ネット』(七尾市観光協会)「日室の鎌祭り」『石川県神社庁』「諏訪神社」場所日室諏訪神社/七尾市大野木町フ35地図へ