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広報「七尾ごころ」平成25年9月号に掲載した特集記事が平成26年全国広報コンクールの一枚写真部門で「総務大臣賞」特選を受賞。日本一の快挙を成し遂げました。一枚写真部門での受賞は石川県初。また、「読売新聞社賞」も受賞。ダブル受賞も石川県初の受賞となりました。
この特集の意図は、近年、経済不安や悪質な事件など、あまり良くない情報が飛び交い、人々の気持ちはマイナス思考の傾向が見受けられる中にあって、こんな元気なおじいちゃん、おばあちゃんのほほ笑ましい記事で、市民の皆さんに「まだまだ私たちもがんばらねば!」と前向きな気持ちを持ってもらうことでした。
七尾市の元気な高齢者代表として、石川県内男性最高齢の荒木又吉さん(当時105歳)と竹森とよさん(当時100歳)を撮影。
この2人の笑顔やしわ、やさしいまなざし、そして自然に荒木さんが竹森さんの肩に手を添えた、何とも言えぬ温かい気持ちが伝わる写真を撮ることができました。
竹森とよさんは、残念ながら今年の1月にお亡くなりになりました。その後、長男の正彦さんから「この写真は、母親の顔がとってもいい表情をしているので、遺影に使わせてもらってんわいね。本当に広報に載せてくれてありがとね」と聞かされました。胸が熱くなり、込み上げるものがありました。
今回の受賞は、荒木さんと竹森さんの人柄と人生に贈られたようなもの。そして、これまで市民の皆さんが広報ななお「七尾ごころ」を温かく応援してくれ、たくさんの激励や後押しをし、支えてくれたからこそ、最高賞を受賞できたのではないかと思います。
今後も、この賞に恥じないよう、市民が求める広報誌とは何かを常に考え、市民の皆さんの笑顔をたくさん掲載し、頑張っている人に光を当てる広報誌制作に努めます。
市民から一番に評価される広報誌となるよう、職員一同奮励しますので、今後もぜひご愛読ください!
全国広報コンクール
総務大臣賞
広報写真(一枚写真)特選
特選/石川県七尾市
広報ななお「七尾ごころ」(2013年9月号)2から3ページ
【審査員の講評】
敬老の日に合わせて、町のご長寿当時105歳(男性)と100歳(女性)の方を撮影した見開き2ページを使った写真。ご夫婦ではないようだが、年輪を経たお二人の穏やかな笑みが息を揃えた一瞬をみごとに切り取っている。自然な笑顔で健在ぶりを表現する撮り方は、市民に元気を与える。暗い背景を選んだことで人物の表情が強調され爽やかな写り方になっている。タイトルやリード文の配置も考慮した構図であり、文句のない見開き構成といえる。
平成26年石川県広報コンクール
広報紙部門
広報ななお「七尾ごころ」12月号
最優秀賞
一枚写真部門
広報ななお「七尾ごころ」9月号2ページから3ページ
最優秀賞
組み写真部門
広報ななお「七尾ごころ」7月号2ページから3ページ
優秀賞
竹森とよさんは、残念ながら今年の1月にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。