七尾市協働の基本指針をつくる市民会議第5回会議会議録
会議の名称
七尾市協働の基本指針をつくる市民会議第5回会議
会議の開催日時
平成25年11月14日(木曜日)午後7時から午後8時50分
開催場所
市役所201会議室
傍聴者数
0人
内容
参加者
委員など
- 委員12名:山崎、福地、竹林、稲田、津田、小島、川上、田島、瀧、関軒、田尻、山下(順不同、敬称略)
- アドバイザー:大湯章吉氏
- 事務局4名:前畑市民男女協働課長、大谷内、北川、春木
1.開会
会次第(PDF:104KB)
市民のねがい-七尾市民憲章-唱和
2.開会あいさつ
《稲田委員長あいさつ》
みなさん、こんばんは。寒い時期になってきましたが、お集まりいただき、ありがとうございます。今日は、5回目の会議ですが、会議を重ねるたびに段々と内容が煮詰まってきたと思っています。前回の第3章の協議内容について、たたき台をもとに、さらに意見交換をしていきたいと考えています。よろしくお願いします。
3.指針に盛り込むべき項目について
⇒事務局から資料(前回の振り返りも含めて)の説明
資料1(PDF:135KB)
-委員長の進行-
前回に続き、「第3章-3実現に向けた取り組み」から議論したいと思うがいかがか。
「主な意見」
「第3章-3実現に向けた取り組み」について
- 拠点について、これまでの意見では場所という意見があった。マッチングの場、交流の場などと書かれているが、この「場」はハード的なものを言っているのか。「場所」ということをしっかり盛り込めばどうか。機会のことなのか、場所のことなのか曖昧だと思う。場所ということを強調すればどうか。
- これについては、ハード的な施設が必要なのか、そういうことができる機能が必要なのかという意見があった。前回は、場所があってもそういう機能がないと役割を果たせないということではなかったかと思う。場については、基本指針に出しても時間がかかる。拠点は誰がつくるのか。協働のまちづくりだから、みんなでつくる。行政がつくるということではないとなると、時間がかかる。必要に応じてできることからやっていこうという形にした方が現実的。(大湯アドバイザー、以下「大湯」)
- 時間はかかるけど、今すぐできることだけを掲げる指針ではなく、先を見据えたものにした方がいいと思う。
- (1)の「拠点」という書き方では弱いと思う。場所にすればいいと思う。センターとか立派なものでなくても、なんらかの場所がなければ、「場」も作れないと思う。
- 拠点については、もっと議論が必要。そういうことを考えながら、できることから進めていくことができないか。最初にセンターありきとなると、すべてセンターがやってくれるという誤解が生じるのではないか。(大湯)
- 活動している団体、特に市民活動団体は、いつでも寄って話し合える場所を求めていると思う。
- 拠点というのは、一カ所しか作れないのか。
- 拠点は、全体を網羅するものだと思っている。機能があったり、窓口があったりする。拠点と場が一緒になる場合もある。(大湯)
- みんな必要だと思っている。
- 「拠点場所」でいかがか。
- (1)のような協働を進める推進母体のようなものがあって、(2)~(8)は(1)の「拠点」で行うイメージか。
- (1)と(2)~(8)は横並びではなく、別に表記した方がよい。
- 他に抜けているものがないかご意見いただきたい。(稲田委員長)
- (7)の専任コーディネーターの配置は、行政にお願いするのか。単に指針に書くだけでいいのか。
- 今の話では、(2)~(8)は、(1)の拠点で全て行うのか。
- それでは危険。協働のまちづくりに必要なのは、(2)~(8)で、委員みなさんは(1)があれば機能しやすいと思っていると思う。それがしっかり伝わるようにするにはどのような表現がいいか。
- 文章で表現するより、図にした方がいいのでは。マッチングも図にするとわかりやすいと思う。
- マッチング、コラボ、アシストという言葉も極力日本語で表現する方がいいと思う。
- (1)の「一元的に行う場所」の表現はわかりにくい。
-結論-
- マッチング、コラボなどのカタカナ表記のものは極力さける。どうしても使用する場合は、注釈を入れる。
- (1)の「一元的に行う場所」の表現も見直す。
- イメージが伝わりやすいように図で示す。
- 全体的に文章表現も見直す。その際には、「第3章-1の協働意識を育てるために」の表記にもあるように、冒頭にキーワード(キャッチフレーズ)を入れて、表現する方法も検討する。
以上を作業部会で検討する。
「第3章-1協働意識を育てるために」について
- 「WinWinの関係」も分かりにくいですね。
- 協働意識を育てるために、3の実現に向けた取り組みが必要ということになるので、連動していないといけない。(大湯)
- 順番についてはいかがか。(稲田委員長)
- (1)繋がり合おうは、長所をだけ生かすのではなく、短所も認めないと信頼できないのではないか。
- (3)助け合おうのところで、短所を補完すると書いてある。
- 頭文字をとると「そだつほしみた(育つ星見た)」七尾という意味を込めてある。(大湯)
- 協働に必要なキャッチフレーズだと思う。
- せっかくなので、七尾の7つでいいと思う。
- 「WinWinの関係」は、若者に関心を持ってもらうためには効果的なのではないか。説明することで、理解してもらうきっかけになる。
- 頭の番号は不要では。番号があるので、順番にこだわりたくなる。
- それぞれの「合おう」はこれでいいのか。違和感がある。
- 平仮名にしても違和感がある。
-結論-
- 内容については、了承。
- 「WinWinの関係」は、注釈を入れる。
- 頭の番号は表記しない。
- 「合おう」については、どのような表記が適当か事務局で調べる。
「第3章-2それぞれの主体に求められる姿勢と連携」について
- 1回で読んでわかる文章にしたほうがよい。
- (2)の中の「公益的な責務」について、わかりにくい。
- これは、例えば公益的な事業について助成金を受けた場合など、公益的な収益を受けた人は、公益的な責務を担うだろうと。それは個人的な活動にもらったものではないということ。それを公益的な活動に使ってくださいということを言いたい。(大湯)
- 違和感があるし、重たく感じる。
- まちづくり基本条例の解説書から引用してはどうか。簡潔すぎるとわかりにくくなるかも知れないが。
- 「自律」と「協働」は相反する言葉ではないのか。
- 自律は、自分たちの活動は自分たちで運営していくこと。(大湯)
- (1)と(3)は主語が市民、(6)と(7)は行政、(4)と(5)は協働、(2)だけ書き出しが違う。第3章-2は、市民と行政のそれぞれに求められる姿勢なので、まとめて書くとわかりやすい。
- (5)の「下請けにしない」をやめて、「依存しない対等な関係性」とした方がいいのでは。
- (4)と(5)を合わせてはどうか。
- それぞれの主体という文言ではなく、「協働に求められる姿勢と連携」とすれば、主語を入れなくてもいいし、やわらかい表現にできる。
- 主語がなくなると、誰の姿勢というのがわからなくなる。
- 市民は市民の役割、行政は行政の役割がある。
- それぞれの主体が「市民、行政、云々」というのは、それを見た人はみんなわかるのか。
- 議会も入れなくてはいけないのでは。
- 市民と行政に求められる姿勢か。
- 以前の会議で市民と行政は分けて書く必要があると言っていた。
- 第3章は、この部分だけ堅い表現になる。表現をわかりやすくした方がいい。
- 議会は、まちづくり基本条例では別で書かれている。
- 指針は、現場の視点で作成した方が良い。(大湯)
- 市民の姿勢と行政の姿勢について、表題を挙げて分けて書けばどうか。
- 堅い書き方ではなく、心構え的な書き方でいいと思う。七尾のまちや人を幸せにするようにというニュアンスがあってもいいのでは。
- 協働でやる以上は、市民にも責任がある。それをどう表現するかが大切だと思っている。(大湯)
- 社会的な責任を負うということか。
- 公益性が大切。
- 自律性も大切だし、責任をもってやることも大事。
- 公益的ということばを分かりやすくしてほしい。
-結論-
- (5)の「下請けにしない」は不要。「依存しない」の「」は不要。
- 内容はわかりやすく、やわらかく表現する。しかし、公益性・自律性も重要だということは盛り込む。
-竹林副委員長から作業部会の提案あり-
次回の会議までに、作業部会でたたき台を作りたい。委員長、副委員長、大湯アドバイザー、事務局で、これまでたたき台をつくってきたが、参加できる方はぜひ入っていただきたい。
-稲田委員長-
また、推進体制について、みなさんで議論していただく前に、作業部会で検討させてほしい。ぜひ作業部会に入ってほしい。
4.今後の日程について
- 作業部会開催日
11月22日(金曜日)午後7時から
場所等は後日全委員に連絡する。作業部会でまとめた意見を、次回会議開催前に送付する。
- 次回会議(第6回会議)
11月28日(木曜日)午後7時から午後9時
七尾市役所201会議室
5.閉会のあいさつ
《竹林副委員長あいさつ》
みなさん、お疲れ様でした。前回と同じく今日は遅くなるかなと思っていましたが、作業部会へ送った部分が多く、予定の時刻より少し早く終了できました。次回の28日もみなさんぜひご出席いただきたいと思います。寒い中でしたが熱い議論ができました。ありがとうございました。