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更新日:2013年10月10日

七尾市シンボル等制定市民会議第6回会議会議録

会議の名称

七尾市シンボル等制定市民会議第6回会議

会議の開催日時

平成25年9月26日(木曜日)午後7時から午後8時30分

開催場所

市役所201会議室

傍聴者数

0人

内容

参加者

委員など

  • 委員19名:野村委員長、坂本副委員長、大崎委員、大森委員、川淵委員、鴻野委員、佐野委員、杉岡委員、永田委員、谷渡委員、出島委員、鳥居委員、中川委員、長野委員、浜田(和)委員、濱田(清)委員
  • 行政5名:前畑市民男女協働課長、大谷内、北川、杉田、谷内、春木

1.開会(事務局)

市民のねがい-七尾市民憲章-唱和

2.花の投票

【各自が考えてきた花の候補(サクラ・ナノハナ)の投票】

3.開票・会議

委員長:開票をお願いする
書記:開票前に確認しておく。多数決によってひとつに決まるが、結果は勝ち負けではなく、投票の結果は委員の総意とする。
※開票結果

【サクラ:7票、ナノハナ:12票】
委員長:投票の結果ナノハナに決定した。この結果を総意とすることについて拍手で同意いただきたい。
【全員拍手】
委員長:シンボルはナノハナに決定した。続けて、どのように表記するかを話し合っていただきたい。
《例:ナノハナ、なのはな、菜の花、なの花》
委員:小学生が読めるように、ひらがなの「なのはな」
委員:漢字にすれば、以前議論になった語呂合わせの話は出ない。
委員:漢字のほうが、里山のイメージに合う。
委員:多数決で決めよう。
委員長:多数決で決めたい。(カタカナから順に挙手)
【漢字の“菜の花”に大多数が挙手】
委員長:表記は漢字の“菜の花”にする。
委員長:木についてシンボルをひとつに絞って行きたい。候補にあがっている木について意見を述べていただきたい。マツが1位で、次にサクラ、カエデの意見もある。以前にサクラを花として取り扱うことを決めたが、花は菜の花に決まった。再度、木として取り扱うことも含めて意見を述べてもらいたい。
委員:サクラはダメということではないが、国内ではあまりに有名である。その中で、あえてサクラを選ぶからにはよほど七尾のサクラに特徴がなければ理由付けできない。個人的には、マツ、タブ、ヤブツバキの順に推す。ヤブツバキは海岸線に自生している。また、海岸線が多い七尾市では湾岸道路やなぎの浦でもマツが多く植えられ、また、能登島でもマツタケが採れていたこともある。里山里海の観点からも松を一番に推す。
委員:サクラは国の花と考えている。花にも木にも入れない方がよい。
委員:七尾市の中で天然記念物に登録されているものはないのか、参考に聞きたい。
委員:飯川町のヒヨドリサクラ、大ケヤキ、伊掛山の大イチョウが知られている。
委員:マツを推す。種類としては海岸線にあるクロマツ、松茸を育むアカマツがあるが、総体的にマツとした。また、七尾を代表する画聖長谷川等伯の国宝「松林図屏風」に描かれているマツを推したい。
委員:マツを推す。等伯の「松林図」を理由とする。一方で久蔵が胡粉を使って描いた「桜図」の桜を推す気持ちもある。
委員長:先般、サクラを推した方の意見はないか。
委員:サクラを推す。かほく市、中能登でもシンボルとしている。平成22年に湾岸道路にサクラを植栽する取り組みをしているが、市としてサクラを推進しているものであれば、そのままシンボルとしても良いのではないか。
委員長:以前にサクラを花として扱うと決めたものを、今一度、木として扱うのかということを問いたい。
委員:マツで何をイメージするかということだ、ひとつには海岸線や山に植えられた松であり、ひとつには等伯の松林図がある。理由付けとしては等伯を生んだ、松林図を生んだ文化の薫る七尾市のイメージをシンボルとして定着させていくのがよいのではないかと考えマツを推す。
委員:マツを推す。風雪に耐え、常緑樹であり枝も栄えて雄大な姿をしている。七尾市の繁栄に思いを寄せ、市民憲章の「古き歩みを誇りつつ文化の薫るふるさと」に思いを寄せ、直木賞作家の安部龍太郎が書いた松林図のマツをシンボルとして選んだ。
委員長:他に意見はないか。ここにあがっていないものでも意見があれば発言していただきたい。無いようなら今あがっている上位の候補の中から、挙手によって決めたい。3分の2以上の同意があったものをシンボルとすることでお願いする。まず、マツをシンボルにすることを推す人の挙手をお願いする。
【マツ11名】
委員長:ただいまの出席者は15名です。3分の2(10名)以上の同意ということで、シンボルをマツと決する。
【拍手】
委員長:続けて、表記について意見を聞きたい。
《例:まつ、マツ、松》
委員:イメージでは、漢字がよい。
委員長:他に意見はないか。無いようなら表記は漢字の「松」とすることでよいか。
【拍手】
委員長:次に、鳥について決めていきたい。先に行った意見の結果では、カモメ10票、ツバメ2票、その他は1票ずつだった。選んだ理由について意見を述べていただきたい。
委員:皆さんは、カモメとウミネコを見分けることができるか。単に七尾のイメージは海だからカモメという考えだけで選んだのならば心外である。シンボルというからには、七尾を表わすということで、七尾に棲んでいる鳥であってシンボルになる鳥であるべきと考える。
委員:和倉に良く見かける鳥はどちらなのか。
委員:七尾によくいるのはウミネコだが、カモメもいる。カモメは小さく、ウミネコは少し大きい。泣き声も違うし、くちばしも違う。
委員:赤浦潟にいるのはユリカモメである。
委員:カモメを1位に推した。しかし皆さんに問いたいことがある。鵜祭や鵜様道中を行うための鵜が捕獲されるが、歴史的な観点から検討する価値はないのか。
委員:歴史的観点から鵜を一番に推す。理由は、鵜を捕獲する鵜捕部が鵜を気多本宮に奉納する行事が今も連綿と続き、この「鵜様道中」は季節の風物詩となっている。他に3番目に雁を推す。理由は、七尾城が落城し上杉謙信が詠んだ「数行過雁月三更」で有名であるからである。
委員:鵜についてであるが、以前に魚について検討した折に、地域性のあるものは統一できないという話があった。鵜浦の地域で捕獲して市内を通って気多大社までいくということだが、地域が限定されているように思える。
委員:鵜は鵜浦に限らず浅い海ならどこにでもいる。少数意見だが鵜を推したい。
委員:菜の花、松にそれぞれ道議付けをしてきた。松の場合は、松林図の松からのイメージだった。
委員:松を選んだのは松林図だけではなく、海岸線によくみられるし、また、古くから伝わる民謡「七尾まだら」で松を称えている。松は古くから親しんできているという観点がある。積極的な意見を聞き選定した理由にしていけばよい。
委員:鵜の定義づけはどうすればよいか。
委員:鵜は海の近くのどこにでも生息しているし、何百年も続いている歴史的な伝統行事もありいいのでないか。そのような観点でシンボルに推すことを考えた人はいるかを聞きたい。
委員:魚が取り上げられたときに、地域が限定されるともめごとになるのが面倒だから避けるのかと捉えていた。鵜は海のどこにでもいるし、魚も海がつながっているというが、先の理由で魚は後回しになったこともある。鵜は鵜浦の地域を限定していると思えるのでシンボルとしてあげることは消極的だ。カモメとウミネコの区別はつかないが、子どもが海に行って飛んでいる鳥を見ればカモメというだろう、ウミネコとはあまり言わないのではないか。カモメを推す。
委員:カモメを推す。理由は、なみ穏やかな七尾湾の青い海にカモメが浮かび雄大に飛んでいる風景を想像する。カモメは人なつこさがあり、群れる習性があると聞いている。市民憲章の人集うと関連づけてシンボルとして選んだ。
事務局:インターネット上で調べたことによると、「ユリカモメ」「ウミネコ」「カモメ」のいずれもカモメ属に属しておりカモメと総称する。とある。
委員:松も「クロマツ」「アカマツ」を総称して「松」としたのだから、鳥の場合も「ウミネコ」というように特定の種類に限定しなくてもよいのではないか。カモメが飛んでいないのであれば別だが、ウミネコも総称すればカモメであるのなら、広く一般的に受け入れられる“カモメ”にしてよいのではないか。
委員長:カモメとウミネコについては、総称してカモメという理解でよいか。
委員:こだわった理由は、歴史的、文化的な話しの中で理由付けしてシンボルとして選定する必要があるのではないかと言いたかった。単純にカモメがいいからシンボルにするというのでは安易ではないかと思い言った。
委員:イソヒヨドリを推したい。留鳥であり背が群青色で腹が茶色をしており、いわゆる青い鳥で格好もかわいらしい。中島には結構いるし七尾にもいる。
委員長:意見も出たので鳥について決めたい。決め方の意見はないか。
委員:今までの議論は、カモメについて、一種類の名称にするのか総称にするのかということ。歴史的な観点から考えた場合の鵜についてどう取り扱うの2点である。あとは他の意見が出た場合どう決めるかである。
委員長:他の意見はないか。ツバメについての意見はないか。
委員:上から順に決をとって3分の2にならなければ、順に下がっていく方がよい。
委員長:上から順に決をとることでよいか。
【異論なし】
《浜田(和)委員遅参して着席》
委員長:カモメと鵜について決をとる。
【カモメ:12名】
書記:16名の出席者のうち、3分の2以上の12名の同意がある
委員長:鳥はカモメということに決まった。表記を決めていただく。
《例:鴎、カモメ、かもめ》
委員:ひらがなのほうが愛らしく思える。
委員:鳥についてはカタカナがよい。
委員:47都道府県の中で漢字で表わしているのは「白鳥」の1県だけで、あとはカタカナかひらがなである。カモメをシンボルとしている県が1県あるが、ひらがなで表わしている。
委員:鴎の漢字はすぐには書けない。みんなに親しまれていることが要因で選ばれたのだからひらがなかカタカナがよい。カモメの場合はカタカナがかっこいい。
委員:カタカナがよい。
委員:七尾に飛ぶカモメはひらがなのイメージである。
委員長:他に意見はないか。ないようなら表記を決めたい。漢字が良いという意見がないのでひらがなとカタカナで決をとる。
【ひらがなのかもめ:5人カタカナのカモメ:10人】
委員長:この結果、カタカナのカモメに決める。
【拍手】
委員長:本日予定していた3つのシンボルを決めた。花、木、鳥の3つを決めたあとに、魚、カラー、キャラクター、推奨花について検討することとしていたので、まずは魚について意見を聞きたい。
委員:シンボルを決めていく優先順位として、花、木、鳥とすることを決めた。そのあとに魚をどうするかを決めるというように理解していた。魚をシンボルとすることについて賛成意見が少なかったので魚は決めないということに決したのか。
委員長:花以外の鳥、木、魚についてどうするかの多数決をとって参考にしようということになった。魚の賛成者が少なかったが魚をシンボルとしないということに決まったものではない。
委員:シンボルを選定するにあたり、魚をメインに考え委員に立候補した。この市民会議で魚について議論されないのはいかがなのかと考える。地域エゴというより海域エゴが出るのはそんなよくないことなのか。里山里海といいながら岡のことだけを議論して、海の中のことについては知らないから決められないというのではこの市民会議の資質が問われることになる。
委員長:今の発言についての意見を聞きたい。
委員:はじめの頃に、シンボルを決める際に何から決めていこうと決めた際に、花、鳥、木に多数の賛成があって、魚に関してはそれより若干少なかった。まず、3つを決めてその後で魚にとりかかるというように理解している。
港町七尾に魚をシンボルに制定できずに3つのシンボルだけで終わるのは矛盾している。すぐにでも魚にとりかかればよい。
委員:県外から七尾にきた。一番印象に残っているのは、魚の美味しさと、魚とともにまちが発展してきたイメージである。歴史的にもそうである。県外から訪れる人は魚の美味しさと海の美しさに感動する。そこに棲む魚は重要なイメージのひとつである。この市民会議に参加した際にも最初に考えたのは魚のシンボルだった。県外から見たイメージは、つまりは受信したときに受けるイメージになるので、是非魚をシンボルに入れてもらいたい。
委員:なぜ魚をシンボルとあげられないのかの理由のひとつとして、利害関係があるのでひとつに決められないということがあった。魚をシンボルにしたいので、どのような方法があるか考えた。ひとつに決めずに、四季折々の魚というように複数を決めるという方法もあるのではないかと思うので検討してもらいたい。
委員:最近の子どもたちは魚離れをしている。切り身になった魚しか知らないこともある。地域資源である魚の再認識と七尾には美味しい魚がいるということを認識もらうためにも魚は必要である。
委員:可能ならば魚をシンボルに入れていただきたい。
委員長:魚をシンボルにしたいという意見が述べられたが反対意見はあるか。
委員:魚をシンボルに入れるかどうかの議論の前に、魚を入れることで何が問題になるかだ。地域によって獲れる魚が違う。例えば七尾を代表する魚としてブリがよいとした場合、西湾ではブリは獲れない。地域エゴが出てきた場合に種類を選定するのに難しいということだ。複数にしてもよいのはないかという意見もでたが、花などをひとつにして魚だけを複数にするのは変だ。どうしても種類を限定できないということになれば、四季折々に七尾に育つ魚があるだろうから、それらを推奨魚といった形で決める方法もある。七尾のイメージは魚であるし、魚を全国に売り込もうとしているときに魚を決めないのは配慮に欠けるところもある。七尾の魚はブリというイメージがある。
委員長:魚をシンボルとして取り扱うかの意見をまとめたい。その際、今までの経過でもシンボルはひとつということを念頭においていただきたい。魚をシンボルとしてあげることに賛成の方は挙手してほしい。
【全員挙手】
委員長:この結果、魚をシンボルとして決めることで進めて行く。どうやって決めていく発言をお願いする。
委員:委員長の職権として魚のシンボルを1種類とするのか。
委員長:いままでシンボルはひとつということで決めてきた。魚もできればひとつに決めたい。
副委員長:地域性も考えて複数にすればよいという意見があった。また、今まで1種類を選定してきた経緯もある。どうするかは皆さんが決めることである。
委員長:訂正する。魚の種類を1種類にするか複数にするかを皆さんに問う。1種類か複数かを挙手による多数決できめることでよいか。
【異論なし】
【1種類:10名】(16名出席)
委員長:多数決によって、シンボルを1つ決めることで進めてよいか。
【異論なし】
委員:結論としてシンボルをひとつにするが、議論のなかではいろいろあってもよいのか。
委員長:よい。たくさんの議論の中から最終的にひとつに決まる。
委員:(終わりの)時間がきているので、次回に決めるような体制を今日作っておくのがよい。
委員長:次回までに魚について考えてきていただきたい。次回は魚について考え、その後カラー、キャラクター、推奨花について考えたい。
委員:議事録ではカラーなどについては決めないと決まっている。
委員:提案する。花を決めたときのように、自分の推す魚をひとつ考えて来て、そこから決めていこう。
委員:魚は食するのが第1であり、また旬というものもある。最終的にひとつに決める際にも、旬のもの、獲れる場所のものについて議論させていただきたい。
委員:投票の結果で1位と2位を決めてそれについて議論して決めるのはどうか。
書記:まとめる。次回には各自が魚をひとつ選んで参加していただく。
委員長:次回には各自がシンボルにふさわしい魚を選んで参加していただくということで今日の会議を終える。

4.閉会のあいさつ

副委員長:議論が白熱した中から選ばれたシンボルが市民から選んだ理由を問われたときに説明できる。次回もよろしくお願いする。
事務局:次回会議は、10月10日を予定している。パブコメ前の最終の会議になる。次回会議でまとまったもので市民意見募集をすることになる。市民意見が提出されてから、もう1回市民会議を開き、出された意見の報告をする。みなさんはその意見を考慮して提言にまとめて言っていただくことになる。意見に対する回答もみなさんに考えていただく。



 

お問い合わせ

所属課室:企画振興部地域づくり支援課

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8633

ファクス番号:0767-52-0374

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